はじめまして。今年の6月にローカルコープの協力隊に着任した森本です。まだこちらに引っ越して来て1か月ほどですが、月ヶ瀬の豊かな自然と、優しくて楽しい人たちに囲まれながら、日々楽しく働いています。
先日石打で行われたイベントに少し参加させてもらったのですが、ステージで演奏をする人の紹介のときに司会者の方が、「石打の○○さんと、長引の○○さんです」と、地区名を紹介するのが印象的でした。月ヶ瀬の人には、月ヶ瀬のなかのどの地域に住んでいるかというのも大事なんですね。ちなみに僕は他の男性協力隊メンバーと尾山に住んでいます。「尾山の森本さん」といつか読んでもらえるように、少しずつ地域に馴染んでいけたらいいなと思います。
さて、ローカルコープの地域おこし協力隊が活動の拠点にしているONOONOには、月ヶ瀬の人たちや、ONOONOと縁のある人たちが寄贈してくれた本がたくさん置いてあります。2週間の貸し出しもしているようです。僕は本を読むのが好きなので、良い職場だなあと思いつつ、空いた時間には気になる本をチェックしています。
せっかくなので今日は、最近読んでいる本を初回してみようと思います。
その名もずばり「地域おこし協力隊」という本です。2015年に学芸出版社から出た本で、2009年にできた地域おこし協力隊の制度を使って(もうできて15年になるんですね)、初期に全国各地で活躍した協力隊のインタビューや、そもそもの制度の成り立ち、受け入れる側の行政職員の話などをまとめた本です。
僕は今、30代前半で、協力隊の存在自体はずいぶん前から知っていましたし、知り合いや友人にも何人か協力隊経験者はいます。ですがその制度の仕組みや、各地でどんな取り組みをしているのかについてはあまり知らなかったので、新米協力隊員としてはとても勉強になる本です。
また、地域おこし協力隊は、自由度の高い仕事で、それぞれが自分のスキルを活かして活躍しているようですが、僕はこれと言って目立った特技があるわけでもありません。
それなら、在任中にでも、今の仕事に生かせるような特技を身につけたい。でもそもそも、どんなことができると役立つんだろうか…。そういった問いをもちながら、この本を読み進めています。
たとえば、情報発信についていえば、映像制作やウェブ関係はいろいろなところで役立つようですが、それはこのブログを立ち上げた松尾さんが得意なので、僕は写真やデザインなどをちょっとずつ上達させられたらいいなと、今のところ思っています。
あとは、本が好きなので、本に関するイベントを地域の人たちと一緒にしていきたいです。
「本は私も好きだよ~」とか、「本のイベントをするなら一緒に企画したい」という人がいたら、ぜひお声がけくださいね。絵本でも、漫画でもいいですね。
そういった、特技を活かした仕事やイベントもしていきたいのですが、まずは郷に入っては郷に従えだと、先輩協力隊の人が本のなかで語っていました。
これからいろんな方とお話して、月ヶ瀬の人たちの暮らしを知って、少しずつ地域の人に受け入れてもらえるように努力したいと思っています。
今日はこの辺で。
次回は、先日お邪魔させてもらった公民館の図書室の話を書こうと思います。
ではでは~(^^)/
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